こんな飲食店が選ばれる!?外国人観光客に喜ばれる3つのポイント
2020年の東京オリンピックを目前に控え、外国人観光客が年々増加しています。そしてその中の約70パーセントの方が「日本食を食べること」を楽しみにしているそうです。
そんな中、飲食店の呼び出しベルは日本人だけでなく外国人の方にも欠かせない商品となっています。
弊社にとって大変ありがたいことです。
そこで、外国人が日本の飲食店で喜ぶポイントをご紹介いたします。
2年前に比べて約2倍!急増する外国人観光客
(出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」)
観光庁よると、2015年度日本へ入国した外国人は1974万人。2013年は1,036万人、2014年は1,341万人と年々増加しています。
また、2015年の調査結果では「日本食を食べること」を楽しみにしている方が69.7%で、その満足度は86.5%と高い数値です。
(出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」)
異国の地で普段と違うものを現地の人とふれ合いながら食べる、最高ですよね。
飲食店は積極的に外国人客へ集客アピールをしていない?
金沢大学の「食に関する外国人客と飲食店のギャップ調査」によると、飲食店の大多数が外国人客の呼び込みに対して消極的であることが明らかになりました。
その理由は「外国語の不安」。
一方、外国人客は店員との意思疎通にそれほど不満を感じておらず、しかも料理の味と接客については非常に高い評価でした。
受け入れ側の飲食店が言葉の壁を意識しているのに対し、外国人客が飲食店との意思疎通にさほど不満を感じていないという結果は、日本人ならではでとても興味深いですね。
恐れることなく、どんどん集客していただきたいです。
(出典:日本政策投資銀行 地域・海外レポート)
それでも「やっぱり不安だ!」という方のために簡単にできる3つのポイントを紹介いたします。
外国人客に喜ばれる3つのポイント
1.写真付きのメニューを用意しましょう
写真付きメニューにすることで、見た目もわかりやすく味も想像しやすくなります。
欧米では文字のみのメニューが多く、写真付きのメニューはファーストフード店ぐらいです。
日本特有とまでは言えませんが、大変喜んでもらえます。大きくきれいで美味しそうな写真を用意しましょう。
2.笑顔の接客をしましょう
日本人の接客レベルの高さは「チップもないのに!」と驚かれる外国人もいるほど。
常に笑顔で接客することは、飲食店の基本だとは思いますが、欧米豪文化では、「私は安全だよ、心配ないよ」と相手に知らせるサインとして、すれ違った人と目を合わせてニコッと笑うような文化があります。
その影響もあり、笑顔の接客は外国人客に対し驚くほどの効果を見せるのです。
3.呼び出しベルを設置しましょう
日本ではおなじみの呼び出しベル。
外国の方からは珍しいだけでなく、店員さんを簡単に呼べる便利な商品と好評です。
欧米にはチップの文化があり、呼び出しベルはあまり普及していません。それぞれのテーブルにウェイターがついて、目くばせでサービスを行っているからです。店員さんを大声で呼ぶ習慣のない外国人客にとっては特に喜ばれる商品です。
ソネット君の呼び出しベルはボタンの周りに英語表記を追加しています。これで外国人のお客様もさらに分かりやすく店員さんを呼べますよね。
このようにすぐに着手できることはたくさんあります。
そういった工夫をFacebookやTwitterなどで告知したり、店頭に貼りだしたりどんどんアピールしましょう!
さいごに
今後、東京オリンピックに向けてさらに多くの外国人観光客が来日すると予想されます。
2015年の外国人観光客の消費額は、2014年に比べて71.5%増の3兆4,771億円。2020年の予想はなんと4兆円以上です。
この機会を逃さず、これからも外国人に「美味しい日本食」「素晴らしい日本の飲食店」をアピールしていきたいですね。
(出典:観光庁「訪日外国人消費動向調査」)
弊社では、簡単な接客マニュアルやカードをご用意していますのでぜひご活用ください!