【トラック】処理場の荷下ろしの順番待ちは、呼び出しベルで効率化!!

2019.12.10 工場関係ワンタッチコール工場アンドンなど導入事例お役立ち情報

処理場の見取り図。

今回、「リサイクルセンター」で処理場の順番待ちにワンタッチコールを導入していただきました。

産業廃棄物の荷降ろしの順番待ちです。
こちらの施設では、一日に出入りするトラックは150~180台ほど。産業廃棄物は多種多様で200種近くあるそうです。

 

 

導入前は走って呼びに行っていた

導入前までは受付後に係員がトラックまで呼びに走っていました。
並んで待っていただいていますが、どのトラックかすぐには探せず、困っていたとのことです。
その後、携帯電話で呼び出しを考えましたが、話し中だったり、個人の携帯番号を記入するのを嫌がられたりなかなかうまくいかないケースも出てきました。

そんな中、ワンタッチコールに興味を持っていただき、オペレーションを少し変えて2週間テストしていただきました。

 

 

 

使いかた

ワンタッチコール送信機。ボタンを押すだけの簡単操作。電波の飛びは見通しで約150mです。

 

流れは、まずトラックが受付および計測にきます。受付時にワンタッチコール受信機を渡し、駐車場で待ってもらいます。一応、順番通りに並んでいただいて、満車の場合は少し離れたところに駐車していただきます。

時間にして10分~30分ぐらいの待ちになります。

処理場のヤードが空いたら、トランシーバーで連絡がくるので、ワンタッチコール送信機を押して受信機を呼び出します。

トラックが動き出したことが確認できたら、トランシーバーで処理場に連絡します。
もし見落としても、処理場からトラックが無事ついた連絡が入ります。

荷降ろしが終わったら受付に戻ってきていただき、ワンタッチコール受信機を回収します。

 

 

 

まとめ

音とバイブでお知らせしてくれる受信機。気づかなかったときは30秒後に再度鳴る。

まとめると

①受付をしてもらう
②処理場からヤードが空いた連絡が入る
③ワンタッチコールでトラックの呼び出し
④処理場で荷降ろしをしてもらう
⑤ワンタッチコールの返却手続き

で終了です。

距離的には60mぐらい離れていましたが、中継機無しで十分電波は届きました。

第3駐車場が少し遠く120mぐらい離れているので、もしそこを使うことになれば防水ケースに中継機を入れて街灯などから電源を取るとのことです。

また、受信機にバーコードを張りつけてスキャナーで取り込み、PCで管理する案も考え中とのことでした。

どのように発展していくか楽しみです!