【機能紹介】番号重複表示_工場で便利に使われています
5枠の受信表示機の機能紹介です。
今回「番号重複表示」の機能を紹介します。
シリアルナンバーの左から3つ目の数字の塊、上の画像では白丸のところが 「※A※※」のものからが対象です。
通常設定
1番、7番、2番と押されたとします。
1番は一番初めに押されたので、一番左の枠に表示され音が鳴ります。
次いで、7番、2番と表示され音が鳴ります。
ここで7番がさらに押されたとき、7番が点滅し音が鳴ります。
再度7番が押されると表示は点滅したままで音だけ鳴ります。
番号を消去するときは
①消し機で消した場合、対応する枠の番号が消去されます。
②送信機の長押し番号消去を行った場合、対応する番号が消去されます。
重複表示設定
1番、7番、2番と押されたとします。
1番は一番初めに押されたので、一番左の枠に表示され音が鳴ります。
次いで、7番、2番と表示され音が鳴ります。ここまでは同じです。
7番がさらに押されたとき、7番が2番のうしろに入り音が鳴ります。
再度7番が押されるとさらにうしろに7番が表示されます。
7番、7番、7番、7番、7番…と、押したぶんだけ後ろに入っていきます。
番号を消去するときは
①消し機で消した場合、対応する枠の番号が消去されます。
②送信機の長押し番号消去を行った場合、先に表示されている対応する番号から一つずつ消去されます。
工場での使用例
例えば、フォークリフトが各工程を巡回しているとします。A工程には10人の作業者がいてそれぞれ1~10番の送信機をもっています。
フォークリフトは5枠の受信表示機をみて動き出します。
①送信機を押して、受信表示機に番号が表示。A工程の作業者のところに部材を持っていく。
②A工程で処理が終わった製品をB工程に持っていく。
③B工程でたまった製品を完成品置場Cに持っていく。
④受信表示機のところに戻る。
⑤番号が表示されている優先順位で①~③を繰り返す。
という流れです。
設定で変更できますので、オペレーションのサポートになる使い方をしてください。
ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。